WSTG Issue 1005 — SameSiteクッキーに関するコンテンツのレビューと更新提案
WSTG Issue 1005 — SameSiteクッキーに関するコンテンツのレビューと更新提案
概要
- 日付: 2026-05-29 (最終更新)
- Issue番号: #1005
- ステータス: Open
- URL: https://github.com/OWASP/wstg/issues/1005
変更内容の要約
WSTGガイド内のSameSiteクッキーに関する現状の記述が、最新のブラウザ動作と一致していないとの指摘。以下の3つの領域で問題が特定されている:
- Testing Cookie Attributesガイド: 「大多数」のブラウザがデフォルトでLaxを採用していると記述されているが、FirefoxとSafariではこの記述が正しくない
- CSRFガイド: SameSiteに言及しておらず、提示されているPoCが一部のブラウザではSameSiteによって機能しない
- XSSI(クロスサイトスクリプトインクルージョン)ガイド: 同様にSameSiteに言及しておらず、PoCがブラウザのSameSite動作により機能しない可能性
セキュリティ関連の詳細
- 影響カテゴリ: CSRF、クッキーセキュリティ、XSSI
- リスクレベル: 中 — テスト手順の精度に関わる問題。実際の脆弱性ではなくガイドの正確性に関するもの
- ブラウザ実装の違い:
- Chrome 80+ : デフォルト SameSite=Lax
- Firefox : 異なるデフォルト動作
- Safari : 異なるデフォルト動作
- テストへの影響: WSTG準拠のテストが、ブラウザのSameSite実装により偽陰性を生む可能性
技術的考察
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SameSiteのデフォルト値の browser 差異:
- Chrome 80+ (2020年2月〜): SameSite未指定 → Lax
- Firefox 129+ (2024年9月〜): SameSite未指定 → Lax
- Safari 16.4+ (2023年3月〜): SameSite未指定 → Lax
- ※Issue投稿時点のバージョン差異が指摘の背景にある可能性
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CSRFテストへの影響:
- 従来のCSRF PoCはSameSite=Lax环境下では機能しないケースがある
- テストガイドはSameSiteを考慮した代替攻撃手法を含める必要がある
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XSSIへの影響:
- SameSite属性がスクリプトインクルージョン経由のクッキー送信に影響