WSTG Issue 1005 — SameSiteクッキーに関するコンテンツのレビューと更新提案

WSTG Issue 1005 — SameSiteクッキーに関するコンテンツのレビューと更新提案

概要

変更内容の要約

WSTGガイド内のSameSiteクッキーに関する現状の記述が、最新のブラウザ動作と一致していないとの指摘。以下の3つの領域で問題が特定されている:

  1. Testing Cookie Attributesガイド: 「大多数」のブラウザがデフォルトでLaxを採用していると記述されているが、FirefoxとSafariではこの記述が正しくない
  2. CSRFガイド: SameSiteに言及しておらず、提示されているPoCが一部のブラウザではSameSiteによって機能しない
  3. XSSI(クロスサイトスクリプトインクルージョン)ガイド: 同様にSameSiteに言及しておらず、PoCがブラウザのSameSite動作により機能しない可能性

セキュリティ関連の詳細

技術的考察

  1. SameSiteのデフォルト値の browser 差異:

    • Chrome 80+ (2020年2月〜): SameSite未指定 → Lax
    • Firefox 129+ (2024年9月〜): SameSite未指定 → Lax
    • Safari 16.4+ (2023年3月〜): SameSite未指定 → Lax
    • ※Issue投稿時点のバージョン差異が指摘の背景にある可能性
  2. CSRFテストへの影響:

    • 従来のCSRF PoCはSameSite=Lax环境下では機能しないケースがある
    • テストガイドはSameSiteを考慮した代替攻撃手法を含める必要がある
  3. XSSIへの影響:

    • SameSite属性がスクリプトインクルージョン経由のクッキー送信に影響

元のURL

https://github.com/OWASP/wstg/issues/1005