CVE-2026-8037

CVE-2026-8037

NVD 詳細

概要

Progress Kemp LoadMasterのCVE-2026-8037(CVSS 9.8)は、認証なしで APIに細工したリクエストを送信することでroot権限での任意コマンド実行が可能。ZDIが報告し修正パッチが提供済み。

脆弱性情報(NVD)

原文: OS Command Injection Remote Code Execution Vulnerability in API in Progress ADC Products allows an un-authenticated attacker to execute arbitrary commands on the LoadMaster appliance by exploiting unsanitized input in multiple command endpoints

技術詳細

脆弱性の概要

Progress ADC製品(LoadMasterアプライアンス)のAPIに存在するOSコマンドインジェクションの脆弱性です。認証されていない攻撃者が隣接ネットワークから細工したリクエストを送信することで、アプライアンス上で任意のコマンドを実行し、システムを完全に掌握できます。

根本原因

APIの複数のコマンドエンドポイントが、ユーザーから受け取った入力をOSコマンドの一部として実行する際に、特殊文字(;, |, &, $() など)の無害化(サニタイズ)を行っていないことが原因です。入力がそのままコマンド文字列に連結・実行されるため、コマンドの注入が可能になります。

攻撃シナリオ

  1. 攻撃者は、LoadMasterアプライアンスと同一のネットワークセグメント(例:管理VLAN)に接続するか、隣接ネットワークから到達可能な経路を確保します。
  2. 攻撃者は、認証不要のAPIエンドポイント(具体的なパスは情報不足)に対し、注入したいOSコマンドを含むHTTPリクエストを送信します。例として、パラメータに ; id| /bin/sh などのペイロードを埋め込みます。
  3. APIバックエンドがこの入力を検証せずにシステムシェルで実行し、攻撃者のコマンドがLoadMaster OS上で実行されます。
  4. 結果、攻撃者は情報窃取、設定改ざん、サービス停止などを引き起こし、アプライアンスの完全な制御を奪取します(スコープ変更により、APIの権限を超えたOSレベルの侵害が発生)。

攻撃成立条件

参考リンク

言及日

VulnCheck KEV

悪用事例